船橋、西船橋にある動物病院です   診療内容 犬、猫、フェレット、ウサギ、ハムスター。その他の動物についてはご相談ください

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自動つり銭機の導入

7月より、当院受付での清算業務の改善のために自動釣銭機を導入しておおよそ一ヶ月が経ちました。グローリー株式会社製「自動つり銭機 300シリーズ」という装置です。

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グローリーは世間での知名度はほぼゼロに近いのですが、“お金”を数えさせたら右に出る者はいないという、金融機関向け貨幣入出金機の世界シェアで6割を取るリーディングカンパニーです。

設置時のデモンストレーションでは緻密な仕分けの仕組みに見入ってしまいましたが、その機能美とメカニカル感は忘れかけていた男子の心をわしづかみにする存在感を放っているといっても過言ではありません。
とにかくすごい勢いと正確さで”おつりを出す”という、ただそれだけの機能を発揮するためにそこに存在している、と静かに主張するような佇まいです。

この機種はつり銭機ではエントリークラスのコンパクト機なはずですが、当院の狭い受付では結構な存在感があります。さらに、つり銭を”満タン”にすると、総重量がなんと80キロ以上になりますので、それに耐える専用の台を作成して設置しました。

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数年前くらい前からでしょうか、徐々にですが買い物の際の清算がいろいろと自動化されてきていることを感じている方は多いと思います。
スーパーマーケットなどの大規模小売店ではこうした傾向が強く、最近では購入者にPOSレジ操作まで委ねるようなセルフレジなるものも普及してきました。

今やこうした流れは留まることを知らず、大規模小売店のみならず、例えばパン屋さん、美容室などの小規模ビジネスの対面販売やサービス業にも影響を及ぼしているように思います。
請求額を確認して自分で機械にお金を入れて、ジャラッと出てくるおつりを受け取るという儀式に戸惑う方、まだまだ多いかもしれませんね。
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ところで、会計業務の自動化とは具体的にはいったい何のためで、どのような役に立つのでしょうか?
顧客視点では自動化によって、人手による支払いとお釣りの払い出しとにまつわる確認作業の手順が大幅に減って、特に現金決済はかなり迅速化しているように思います。

完全なセルフレジともなると、店舗側の都合によって本来は人がやるべき業務を顧客に押し付けられているとか、結局は会計に必要な時間はあまり変わらないなどのマイナスイメージを持つ方がまだ多いのではないかと思います。
事業者にとっては本来ならば自らがやるべき業務を消費者に肩代わりさせざるを得ないほどの課題が山積みですから、今のところは顧客側の手間が増えようが、背に腹は代えられないということかもしれません。

こうした現象の原因になっているのは、業界存亡レベルの人手不足であって、さらにれに追い打ちをかける労働基準法の求める「働き方改革」の影響もあるでしょう。
また、こうした自動化の流れはその先にあるキャッシュレス決済へ誘導するための過渡期の現象なのかもしれませんが、こちらは国策のようでもあります。

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話がだいぶそれてしまいましたので、当院での現金決済の自動化の話へ戻します。。。

まず、当院での変更点は、患者様から現金をお受け取りした後の金額確認から、おつりの払い出しまでが自動化されことに留まるものですので、これは全て受付内で当院従業員が行います。

セルフレジをご自身で操作して頂いたり、金銭を機械に投入しなければならないようなお手数は一切かかりません。今まで通り、やり取りはすべて当院スタッフの”手”を介して行いますのでご安心ください。
患者様に”見える化”されるメリットは、つり銭額の確認作業とつり銭の払い出しミスを起こさずに、会計が迅速化できることです。

当院でのこうした機器の導入の最大の理由は人手不足に端を発するものですが、これはどこの動物病院も同じようで現在の人手不足と短期離職の問題はいずれも共通の悩みとなっています。

当院では動物看護職は本来の職務に加えて会計担当を兼務しておりますが、会計業務そのものに時間を取られるだけではなく、会計ミスの復旧作業、終業後のレジ合わせなどの付随する業務量も多く、本来の業務を圧迫してしまっているのが現状の問題点です。
特に終業後にレジをキッチリ合わせるための集計、チェックのための業務が非効率や長時間労働に深く関わってきました。

解決すべき課題は会計業務をできるだけ自動化、省力化してミスが起きない環境にするということ、つまり、ご清算額に対して”頂いた現金”と”おつり”にまつわる間違いの発生と、それを防ぐチェックが必要な環境そのものをなくしまおうというものです。
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今後より厳しくなる労働基準法への対応のためでもありますが、当院で重視するのはその空いた時間を可能な限り、患者様とのコミュニケーションや獣医療そのものへの従事に充てることであると考えております。

目指すところは患者様と従業員、当院にとって”WIN-WIN”の変更であるとは考えておりますが、新しいシステムへの習熟のために、少々ご迷惑をおかけすることもあるかもしれません。
将来の利便性のためによろしくご理解のほどお願いいたしますととともに、今しばらくのお時間を頂戴できればと思います。

ご不明点や不都合な点などがあれば、当院受付までご遠慮なくおっしゃっていただければと思います。

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文責:あいむ動物病院西船橋 病院長 井田 龍

待合室リニューアル

現在、待合室のリニューアル工事を行っています。

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あいむ動物病院西船橋は開院から、あと一ヶ月少々の令和元年8月で11年半になります。

当院は一か月あたり、延べ10000頭を超える動物達と数多くの飼い主様のご利用があります。私たちはこの待合室を通して、この十年あまりの期間、待合室に集う動物達のたくさんの悲喜こもごものドラマを見守ってまいりました。

よく"10年ひと昔"、という言葉で人生を感慨深く語る場面がありますが、この”たとえ”は、店舗などの内装の変化にもよくあてはまるかもしれません。だいたい10年目あたりを境に壁紙やボードなどの傷みが徐々に、あちこちで目につくようになってきました。

なにやら年とともに増えてくる皴とかシミのようなものかもしれませんが、内装の傷みは壁紙のスレや変色、壁紙やボードが浮いてきて剥がれたり、木枠のペンキが色褪せたりと同時多発的にゆっくりではありますが確実に進行します。まるでそこに寄り添う人間の写し鏡のようでもあります。

余談ですが、税務署が目を光らせる”減価償却”は、その”耐用年数”によるのですが、例えば新車は6年、パソコンは4年というように設備ごとに細かい規定があり、”内装”はちょっと長く、だいたい10~年と決まっています。

事業者はお金を使い経費をつくって税金を減らそうと苦労するものですが、国はそうはさせまいと耐用年数を設定して、特に高額なモノには長期にわたって経費にさせます。今回、こうしたやり口の合理的で巧妙なことに、改めて感心しました。(皮肉)
造ってから10年、こんなにも傷んだ内装がまだ全部経費になっていなかったということも含めて。。。(笑)

待合リニューアル.jpg

少々脱線してしまいました。。。

今回の内装工事は待合室の壁面の工事です。傷んだボードや壁紙を補修、交換してリニューアルする作業です。

動物病院の内装の特徴は一般の店舗とやや異なり、より一層の防汚性や耐久性への配慮が必要です。こうした対策の一例ですが、動物病院の内装をよく見てみると床面が壁に対して立ち上げる方法がとられているのことに気づくはずです。これは尿などの液体を内装に侵入させないための対策です。

つまり、日々の清掃のやり易さに加えて、長い期間にわたってオシッコやウンチなどの腐食性を持つ水分に耐え抜き、鋭い爪でガリガリと引っ掻かれ続けるような破壊行為に対する強さを兼ね備えてなければいけません。。。

今回の工事は耐久性に加えて、飼い主様の滞在する空間をより美しく快適にということを目標に、よく使用される壁紙の使用をできるだけ減らしつつ、ホテルやオフィスのエントランス、玄関ドアなど屋外使用での耐久性と、リアルな質感を持つ装飾シートを使用してみました。

令和元年7月中には待合室工事が終わる予定ですので、新しくなった待合室をご覧いただけるのではないかと思います。

ご意見、お気づきの点があればおっしゃっていただければ幸いです。

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文責:あいむ動物病院西船橋 病院長 井田 龍

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