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子宮蓄膿症の薬物療法

犬の「子宮蓄膿症の特効薬」ともいうべき薬のご紹介です。

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この薬は子宮蓄膿症の引き金を引く、黄体ホルモンの働きを抑える薬剤です。アグレプリストン(商品名Alizin「アリジン」、ビルバック)と呼ばれるものですが、近年、欧米で承認を受けて子宮蓄膿症の治療に使用されるようになってきています。今までは外科手術が唯一の選択肢であった子宮蓄膿症に対して、ようやく治療可能な内科療法を選択できるようになったといえる画期的な薬剤です。

ところが残念なことにAlizin「アリジン」現在、日本国内での承認が得られておりません。つまり、どの動物病院でも手軽に購入、利用できるものではありませんが、一部の動物病院では海外から独自に調達したものを利用可能な場合があります。(当院ではスイスから入荷しております)

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この薬剤は単独でも充分な治療効果がみられますが、さらに子宮頚管を開いて子宮の収縮力を高めることによってを排泄させる作用のあるプロスタグランジン製剤を併用する方法があり、両者の組み合わせにより、アリジンの単独使用より高い治療効果を期待できます。

当院ではこの、アリジンプロスタグランジン製剤の組み合わせを用いた子宮蓄膿症の内科療法を実施しています。子宮蓄膿症と診断され、外科手術が選択できない何らかの原因で治療にお困りの方へ、その解決の一助となる可能性がありますのでぜひご相談いただければと思います。

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